◇世界一マズいアメ、サルミアッキを取り寄せてみた??
サルミアッキと言う飴をご存知でしょうか?
サルミアッキはフィンランドのお菓子で日本のメディアではよく世界一マズイ飴として紹介さています。
珍味好きの人にはかなり人気でgoogleで「世界一ま」まで打つと予測変換で「世界一マズい飴 サルミアッキ」 と出るほどです。
そんな世界で一番マズイ飴「サルミアッキ」の話を聞いてぜひ一度は食べてみたいと思い日本の輸入食料品店を探してみたのですがまったく見つからなく困っていたところ、インターネットで日本に取り寄せることができると知り輸入してみました。

地球の裏側から取り寄せたので到着まで一週間もかかりました。

箱はおしゃれ。こんな見た目の物が輸入食料品の場所に売られていたら女子大生が「可愛い!」とか言ってカゴに入れてしまいそうだ。とても世界一不味い飴が入っているようには見えない。もっとふざけたパッケージだと思ってました。 ▽黒くてゴムのような弾力を持っている。松崎しげるもびっくりの黒さだ。
黒光りしていてアスファルトのようにも見える。道路の端っこでこんなの落ちてるのよく見るよね。
◇サルミアッキってなに?
調べたところサルメアッキの主原料はリコリス(甘草)と塩化アンモニュウムだそうだ。
リコリスとは甘草の一種で欧米ではよく親しまれているお菓子の材料の一つらしく、その風味は甘ったるい漢方薬の味で独特の黒光りする色が特徴だそうだ。最近では欧米からの輸入お菓子にもリコリスが使われているものが多く、日本人にはかなり好き嫌いがわかれるらしい。
そして塩化アンモニュウムですが本来は医薬品や肥料に使われているものだが、この成分がサルメアッキ独特の臭さと苦さを作り出しているそうだ。ちなみにフィンランドでは未だに薬局で咳止めとしてサルミアッキタブレットが売っているらしい。
いや、塩化アンモニュウムって理科の教科書でしか聞いたことなかったわ。
◇実際にたべて見ましょう。

臭いを嗅いでみても無臭でした。
それではいただきます。

最初の一口は無味。外側の硬いグミのようなところが歯に張り付いてくるくらいだ。 異変が起きたのは3回くらい噛んだ時のことだ。外側のグミの部分が潰れ、席を切ったように口の中を味の洪水が押し寄せてきた。 肝心の味はというとおしっこで作ったモヒートを三倍くらい苦く甘く臭くした感じ。 とにかく口内でその臭い甘い苦いの三国に別れて群雄割拠してる。
息をするたびに臭いの一部が出てくる。 世界一まずいアメといっても現地では普通に食べられている人気の食べ物なのだから食べられないわけないだろう。
と思ってました。
でも、食べてわかりました。これはもう工業用品です。 ◇総評 世界一不味いの名前は伊達ではなかったです。 これは確実に世界一不味いと言っても過言じゃないです。
それと不味いからといって罰ゲームに使うのにはお勧めしません。
爆発するような不味さではなく徐々に浸食してくるタイプのマズさなので・・・