東京都志村の「酒蔵新潟」は猿鍋を食べれるお店だ!申年だから猿鍋を食べてみた!

◇猿鍋を食べませんか?という誘いが来た!



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「申年なんで猿鍋でもいきませんか?」

というようなお誘いを2016年の初めにいただいた。

猿?って鍋に入れて食べてもいいのか?狸やイノシシなら何とか聞いたことがあるのだけれどもサル鍋とは今まで聞いたことがない、行ってみたい。

ということでそのお誘いを受けさせていただいた。


こちらがその情報をくれた方が予約したときにツイッターに残したコメント

ほんとにどんなお店なのか楽しみである!
調べてみると猿鍋を出してくれるお店は「酒蔵新潟」というお店でジビエ料理で有名なお店らしい。

その評判は非常によく食べログの評価は3,4となかなか見ることのできない高評価であった。 

 

こちらがその猿鍋をやっているという志村三丁目駅にある「酒蔵新潟」


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地域の居酒屋というようなたたずまいに加え・・・ 

入口の上には昔話に登場するような動物たちの名前が書かれている。 
左上に「クマに注意」の看板があるが23区でこの看板を見ることができるのもここぐらいであろう。

お店の中に入ると・・・・ 


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く、クマだー!!


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クマが出たぞーーーーー!!!!

と、お店の中に入るとお店の中央にクマの剥製が置いてある。

他にもたくさん剥製が置いてあり店内を見渡すと


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イノシシが木の板の上で召喚されかけているものがあったり


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こちらは仙人のような雰囲気を出している狸の剥製もある。

お店は60代後半くらいの夫婦が二人で回していた

他のお客さんは若いカップルというもので、若い人もこのお店に来るのかと驚かされた。

ちなみに、これらの剥製はご主人が狩猟で獲ってきたもの。

ご主人はよく新潟に猟に行っているそうでそこでとらえたものをこうやってかざったいるんだとか・・・

専門の業者に頼むと十万円程度で剥製にしてくれるんだそうだ。


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お店の柱に書かれた「消化に良いヘルシー食品」という言葉

ジビエ料理ってヘルシーなのか?

◇鍋が来るまで岩魚酒、鹿刺しを食べよう!

鍋が来るまで数十分かかるようなのでまずはサイドメニューを頼んでみた。


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△メニュー、ホームページをスクリーンショットしたものを印刷したものだ。 

ハイテクなのかローテクなのかよくわからない。

他に板や壁、短冊などに書かれたメニューがちりばめられているので探して注文してみる楽しさもある。 

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鹿や熊、猪鍋の最後に「猿鍋」の文字。その隣に「旬にこだわる店」の一言。
猿の旬っていつだ??

最初に来たのは「岩魚酒」 

器の上にこんがりと炭火で焼いた小ぶりな岩魚が乗っている。
そこにドボドボと熱燗を注いでいく……

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味としては熱燗の味に加えほんわかとした炭火焼の香りが広がっておいしかった。 
 

 

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こちらを注文した方は岩魚酒のイワナの部分を先に食べてしまい。
 
女将に「これは最初に食べるものじゃないんですよ!これじゃ岩魚の味が出なくて意味がないじゃないですか!」と軽く怒られていた。

続いて「鹿刺し」の登場だ。


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山の食べ物なのに大きな船に乗せられて運ばれてきた。


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霜降りで口の中でバターみたいに柔らかくとろけていくが脂がしつこくなく臭みも少ない。

馬刺しよりもおいしいかもしれない。 
  
 

◇熊肉、猪鍋、そして猿鍋を注文してみた! 

 

注文すること1時間くらい・・・

ようやく鍋がえっこらえっこらと女将によって運ばれてきた。

こちらが待ちに待った猿鍋である。


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上から見るだけだは猿の肉を見ることはできないが

鍋の底をひっくりかえしてみるとしっかりとサルの肉が入っている。 
 


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これが霊長類の肉なのか、、

似た種類の肉を食べるということで少々、禁忌を感じる。


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キノコや春菊、白菜、長ネギ、豆腐などががっつり入っていてかなりボリューミーだ。 

 
ちなみにこれは二人前で1テーブル四人ということで、四人前注文したので同じ量の鍋が後ろでスタンバイをしていた。


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肝心の猿肉の味はというと豚肉みたいな味がする。 

 
ぶたの臓器が人間に移植できるようになるかもしれなというような論文を読んだことがあるが、サルとブタがここまで味が似ていると納得できてしまう。

臭みを消すためかスープがかなりニンニクが効いており鍋としてもかなりおいしかった。

続いては猪鍋だ! 

 


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入っている具材は肉以外全部同じであった!


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味としてはこちらも豚肉をひたすら硬くしたようなもので、簡単に食べることができた。

続いては熊肉。


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こちらは臭くて臭くて食えたもんじゃないね。

以前、熊肉を食べた時は煮込みに煮込んで佃煮のようになったものを食べたから感じなかったが熊ってこんな独特の臭みを持っているものなのかなぁって思う。

 
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ということで、猪、猿、熊と三種類のお鍋を食べることができておなかいっぱいでお店を出ることができた。 
お会計をして出ようとしたとき店主がガサゴソとお土産を出してきてくれた。  






◯お店の情報

店名:「酒蔵新潟」
住所:東京都板橋区志村3-28-1
座席:20席
電話:03-6783-1968
営業時間:18:00~23:00
定休日 :日曜、祝日 
予約方法:電話
関連サイト:食べログ

▽この記事を書いた人

image「八坂 カズトシ」

へんてこグルメガイドの管理人。ジャイアントカプリコが好きすぎるので死後はあのチョコの部分に練りこんでいただけるとありがたいです。

Twitter→@yzktmy827   他の記事→八坂の記事

協力:ブルペンキャッチャー 松澤茂信

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