◇東京でも数少ないもんじゃ焼きができる駄菓子屋。
駄菓子屋でもんじゃ焼きが食べたい。
大学に入学して山梨の片田舎から上京してきてもんじゃ焼きを食べるたびに違和感を感じてきた。
子供のころに「こち亀」を読んで想像した下町のもんじゃ焼きはこんなものではないはずだ。
東京のもんじゃ焼はきれいな店内で、 具がどっさりと盛り付けられていて、店員に言えば焼いてくれたりもして、味だってもちろん丁寧だ。
確かにおいしい、だけど違う。
もんじゃ焼きってのは古びた駄菓子屋の端くれで、薄目に溶かれた小麦粉を焼いて作るものじゃないのか?
そう思い探していたのだがなかなかもんじゃ焼きをやっている駄菓子屋を見つけることができなかった。
東京に昔から住んでいる人に聞いてもいつの時代だよという風に返される。
そんな中、駄菓子屋研究家の土橋真さんに関われる機会があったのでいくつかお店を紹介していただいた。
なんでも都内でももんじゃ焼きができる駄菓子屋は5軒ほどしかいという。
今回はその中で最も行きやすい一軒に行ってきので紹介したいと思う。
◇こどもの家きくやってもう最高だー!!
都電荒川線の「 荒川遊園地前」を降りてあらかわ遊園に行く途中に青い看板が見えてくるそこが「こどもの家きくや」だ。
自分ももう大人買いってものもできるような年になったのか・・・
椅子の数は16席あるが子供向けのためか大人が座るとかなり手狭。
もんじゃ焼きのチェーン店とか行くと大体700円とか800円とかこの倍以上はしちゃうもんね。
たしかこち亀で両さんがこのソースの量について話をしていましたわ。
ホントにもんじゃ焼きを食べているときにゲロの話をしてはいけないという話がよく分かる出来栄えだ!
絶対ゲロの話はしてはいけないぞ!ゲロの話だけは・・・
いただきます。

うーん、そうそうこれこれ!!
これが昔っから食べてみたかったんだよ!
粗削りだけどおいしい、とても懐かしい味のする・・・
心の底から満たされるようなおいしさだ。
駄菓子屋もんじゃにはラムネが一番合う。
こんな感じでとても心の底から満たされるような、東京の下町の魂の原風景を感じられるようなお店でした。
あらかわ遊園へ行く時でもそれ以外でもぜひとも行ってみてください。
◯お店の情報
▽この記事を書いた人

へんてこグルメガイドの管理人。ジャイアントカプリコが好きすぎるので死後はあのチョコの部分に練りこんでいただけるとありがたいです。
Twitter→@yzktmy827 他の記事→八坂の記事
協力者:土橋 真 (駄菓子屋研究家)
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