◇カンボジアに旅行に行ってしました!

カンボジアのアンコールワットからザ・ハンドのポーズで失礼します。
見ての通りなんですが、僕は今カンボジアに来ております。
社会人の僕にも学生時代ほどではないですが夏休みというものが存在します。
本当は東京近郊で海に行ったり山に行ったりして過ごそうかと思っていたんですが、いかんせん暑い!!暑い!!
どこへ行っても暑いのであればもっと暑い国に行った方が、帰ってきた時に東京の暑さがマシに感じられるのではないかと思いカンボジアへの航空券の予約をしました。
さてさて、そんな動機で訪れたカンボジアなのですがとてもいい国でして入国審査を受けて空港を出るとまず目に入るのが…

青い空!果てしない地平線!



そして少し移動すれば世界遺産級の遺跡の数々!

でっけえ牛!!

何をしても動じずに草をもしゃもしゃと食べていました!
……とまあ、このように世界遺産と田舎さが売りの素敵な国であります。
さらに上にあげた良さだけじゃなくて、いったんお街に出ると東南アジア特有の日本にはない緩くてへんてこなものが沢山あってとても楽しいですよ。
ちょっと町を歩いただけでも…

コインランドリーのキャラクターが最も洗い物を出さないタイプの職業だったり。

なにネット環境のことを気にしてんだ!取組のことを考えろよ!と突っ込みたくなる力士。

魂を抜かれて真っ青なやばい顔になったしまじろうがいました。
おそらくカンボジアの悪の組織に捕まり魔改造をうけてしまったんでしょうか?
敵に改造され自我のない怪物と化したしまじろうは、死に際に自我を取り戻し今までに見せたことのないような優しい笑顔を見せ息をひきとるのでした…
◇シェムリアップのキョンギュウ周辺は見るところがいっぱい!
そんなカンボジアなんですが僕が今回紹介したいのはキョンギュウというマーケット。
こちらのマーケットはシェムリアップ郊外にあり遊園地が併設されているのでマーケットに来たついでに遊園地を回ってみるのもまたおもしろいです。

△東南アジアでよく見る乗り物「トゥクトゥク」
バイクが荷台を引っ張る姿は馬が荷台を引っ張る中世の戦車みたいでした。

遊園地と言っても、ど地面にただ遊具を並べただけの空間なんですけれど。
こんなガタガタの遊具でも現地の子供たちワーワーキャッキャと楽しんでいました。
ここの遊園地とマーケット置いてあるものもまた愛らしいんです。

マーケットの入り口にはワイルドすぎる鳥の丸焼きが並べられ。

遊園地エリアにはこれまたワイルドすぎる塗装をされたゴーカート?がありました。

さらに奥へと進むとネズミ本来の姿に戻りつつあるミッキーマウスがいました。
こちらのミッキーマウスはズートピアの青紫の薬でも打たれたんでしょうか。
理性を失いながら「ボク…ミッ……キー…」と自我を保ち続けようしているのかもしれません。

ちょっと暗くなるとそのまんまバイオハザードの背景に使えそうな絵が撮れるので夕方以降がおもしろいです。
こんなカンボジアのキョンギョウマーケットなんですが、日本ではあまり食べない食べ物が売られていました…
…そうそれが

虫!!

何かしらの甲虫。

コオロギ。

クルマバッタ?

なにかのサナギ。 そして…

タランチュラだー!!!
このように市場には虫の屋台がたくさん並んでいる。
こちらは写真を撮るのを快諾してくれたお店なのですが、むちゃくちゃ若い女の子が売っているんですよ。

12から15歳くらいでしょうか? この子達がせっせこと手際よく虫を袋に詰めてくれました。立派だ!
僕なんて大学生だった時にカフェのアルバイトで怒られすぎて厨房で泣いてやめちゃったことありますからね!
こんな歳で労働ってすげー。

△大地の恵って感じ!
これだけ買ってたったの20円! やっ、安い!!
横浜の珍獣屋だったらタガメを3、4匹で千円近くするし食用昆虫販売専門店の「TAKEO」だったらタランチュラ1匹で1200〜1300円はしたと思う。

バッタ。こちらは日本でもよく佃煮として食べられる昆虫の一種ですよね。
ただ一つ違うところとしては後ろ脚をもがないこと!日本だと基本的には鍋に放り込むときに後ろ脚をもぐんですがカンボジアではそういうことはしないみたいだ。
味としては甘辛い醤油ダレみたいなものがついていて不味くはない。ただやはり後ろ足が口の中でイガイガしてしまうように感じました。

何かしらのサナギ。
こちらも甘辛いタレがついていて殻がないパクリと食べることができて不味くはない。食べ終わった後にピスタチオの薄皮のようなものが口に残るけれども食べた虫の中では一番おいしかったかもしれない。

何かしらの甲虫。
これはあれですわ。硬すぎて全く歯が通りませんでした。

最後にタランチュラ。
これは上の昆虫たちと同じ甘辛い醤油ダレみたいのがついてはいるんですが、それ以前に土臭すぎました。
腐葉土の香りが口の中に広がってなかなか日本人の舌には合わないと思う。
……ということで日本ではなかなか食べることができない昆虫食でした。
みなさんも5日ほどの休みで行けるので夏休みの間に、あー虫喰いてぇーっていう衝動に駆られたら是非是非カンボジアでたらふく虫を食ってはどうでしょうか?

田舎町にいった時に子供達に飴をを配っていたら、募金活動のポスターに使えそうな写真が撮れました。