「おでん屋 四ツ谷店」は10畳くらいのスペースに屋台がぶち込んである昭和情緒満載の店だった!

◇四ツ谷駅前におでん屋は屋台が部屋の中に打ち込まれた昭和情緒満載の店だった。


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四ツ谷のしんみち通りの入り口にこんな看板を見つけた。
「屋台 おでん屋」と書かれた縦長の看板。
屋台って外にあるものじゃなかったっけ?そもそも、僕は20年とそこその生きているが、このかた屋台でおでんを食べたことがない。
そんなことを思いながらこのお店に入ることにした…

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お店があるのは地下一階。

蛍光灯の弱々しい光が通路を照らし、とても屋台おでんって感じはしない。
どちらかというと秘密組織のアジトのような怪しげな雰囲気が漂っている。

 


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上の写真の扉をあけると広がっていた景色はコレ!

10畳くらいのスペースにおでん屋台が詰め込まれていて、お店の中が黄昏色に輝いている。
なんだこの三丁目の夕日のような昭和感…


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部屋の中に屋根のある建造物があるって、日本史の資料集にあった中尊寺金色堂を思い起こさせるお店だなぁ。 

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このおでんの屋台は昔使われていたものをお店の中に運び込んだものだそうだ。

タイヤもしっかり付いていて外に持ち出せばそのまま走り出せそう。

  
こういう提灯がほんとにいい味を出しているんだよね!

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席は狭めだけれどおでん屋台ってそんなイメージ。

狭い席で方を寄せ合って食べるのが屋台おでんってもんだもんね。
袖触れ合うのも縁のうち、隣に座った人と話が盛り上がり意外な繋がりが産まれるのが屋台の飲み屋のいいところ。

おでんの鍋は屋台の中央の置かれていて美味しそうな匂いを放っている。


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メニューは電灯の側面に書かれている。
値段はだいたい一品200円から300円ほどで盛り合わせも注文できる。
オーダーは注文したいものをオーダー用紙書いて店員さんに渡す。  
そうすると店員さんが目の前の鍋からちゃちゃっとおでんを取り出して盛り付けてくれる。
1つ盛り付けるのに30秒程度。かなりの早業である。


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はいはい、盛り付けされたおでんです。味付けがしっかりとしているからどんどんお酒が進んでいく。

おでんをつまみにお酒を飲むことはあんまりなかったけどこんなに合うものだとは思わなかった。


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一番のオススメは牛すじ。

ごりごりとした歯ごたえで味も染みている。 
ちなみにこちらの屋台は7、8人で一台貸切にできる。
冬場の忘年会や新年会など宴会に使ったら盛り上がりそうだ。

 




◯お店の情報

店名:「おでん屋四谷店」
住所:東京都新宿区四谷1-4-2
座席:26席前後
電話: 03-3226-0797
営業時間: 16時00分~23時00分
定休日 :日曜日
予約方法:電話
関連サイト:食べログ

▽この記事を書いた人

image「八坂 カズトシ」

へんてこグルメガイドの管理人。ジャイアントカプリコが好きすぎるので死後はあのチョコの部分に練りこんでいただけるとありがたいです。

Twitter→@yzktmy827   他の記事→八坂の記事

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