◇阿佐ヶ谷の鳥よしという居酒屋兼ラーメン屋にはたくさんの謎ラーメンがあるぞ!
南阿佐ヶ谷の「鳥よし」という居酒屋兼ラーメン屋では不思議なラーメンを食べられる。
なんでも鳥よしでは「納豆ラーメン」のような珍ラーメンから「常温ラーメン」や「温泉ラーメン」など… 名前から”味”がまったく想像できない謎ラーメンまで提供しているんだそうだ。
そんな「鳥よし」の近くをこのたび通ったのでいってみた。
△こちらのおっちゃんが鳥よしの大将!
見た目通りの優しくてユーモアのあるおっちゃんであります。

中にはネルソンマンデラの写真が貼ってあった。
なんでこれが貼ってあるんですか?と聞くと「ネルソンマンデラは俺の兄弟なんだ。似ているだろ?」と満天の笑顔で言われた。
なるほどなるほど、似ているっちゃ似ている。
お店にはいたるところにこのような可愛らしいキャラクターの描かれた張り紙が何枚もはられている。
大将の話によるとこれはお客さんの美大生が大将をモチーフにして書いてくれたんだとか・・・
お客さんに愛されてるなー。
それにしても「まずければお金はいらない」とはすごい書き込みだ。
ちなみに今までで不味いと行った人はいるんですか?と聞いたところ「今までで不味いといった人は二人ほどいたけど、結局はお金は置いていったね。あと一口だけ食べて1000円だけおいて帰った人もいたね。日本人はこっちが要らないって言ってもお金だけは不思議と置いていくんだね~」とおっしゃっていた。
◇「温泉ラーメン」と「常温ラーメン」の謎ラーメン2種類を食べよう!
上から温泉ラーメン、常温ラーメン、ごまだれラーメを挟んで納豆ラーメンと珍ラーメン好きには魅力的な品揃えだ!!

こちらが温泉ラーメン!どこが温泉なのか?と考えていたところ・・・
麺を茹でるときに温泉の水を入れてゆで上げるから温泉ラーメンなのだという事を教えていただけた。
麺を茹でるときに温泉の水を入れると麺にコシがでて美味しくなるのだそうだ。

味はとてもさっぱりとした醤油ラーメン。
温泉っぽい硫黄臭や鉄臭さは全くしないな。
冷やし中華や冷やしラーメンは夏になるとよく見るけれど、温かくもなく冷たくもない「常温」のラーメンは初めて見る。
温泉ラーメンと比べてスープがいささか少なくチャーシューの代わりに豚のバラ肉がのせられている。
温泉ラーメンと比べてスープがいささか少なくチャーシューの代わりに豚のバラ肉がのせられている。
常温ラーメンを作ろうと思ったきっかけは今までになかったラーメンを作りたかったからだそうだ。
さてさて、一口食べた感想はというと…
じょうお〜ん!です。
見事に温かくもなく冷たくもない。温度はおそらく20〜25度、金魚から熱帯魚まで飼える温度。
ぬるいとはまた違う、あまりに常温そのものだったのでつい笑ってしまった。
味付けは醤油ベースでさっぱりしているのは温泉ラーメンと一緒!

△餃子。お客さんが野菜不足にならないように野菜多めで、アーモンドを入れてあるそうだ。
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へんてこグルメガイドの管理人。ジャイアントカプリコが好きすぎるので死後はあのチョコの部分に練りこんでいただけるとありがたいです。
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