京都、東京を中心に店をかまえる「bar moon walk」では森見登美彦作品に登場する幻のお酒「偽電気ブラン」を飲めるよ!

◇「bar moon walk」で「有頂天家族」や「夜は短し歩けよ乙女」に登場する『偽電気ブラン』が飲めるよ!

どうもへんてこグルメガイドの矢崎です。

今回は、森見登美彦作品に出てくるカクテルが飲めるよという記事なので、興味ないよーという方はそっと別の記事に目を移すか、作品に触れてみていただけるとありがたいです。



夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

森見 登美彦 角川グループパブリッシング 2008-12-25
売り上げランキング : 171

by ヨメレバ

僕は「四畳半神話体系」「有頂天家族」「夜は短し歩けよ乙女」など森見登美彦作品が好きで、 こんなにもげらげらと笑えるえて和んで心温まるような小説はほかにはないと思っているくらい好きだ。

そして、どこかリアリティがあってどこか夢みたいなあの作品の中によく登場する幻のカクテル「偽電気ブラン」。

「偽電気ブランという幻の名酒があってね。電気ブランは大正時代にあさくさの老舗酒場で生まれた歴史あるカクテルで今でこそコンビニでも売っているメジャーな酒にになったが、その製法は長い間秘密とされていた。しかしある時京都中央電話局の職員が何とかその味を作り出そうと企てて四郷錯誤のフクロウ孤児のドン図まりで奇跡のように発明されたのが生み出されたのが偽電気ブランってわけだ。
味も香りも電気ブランとは全然違うんだがこれが実に神秘的な風味で今でもまだどこかでこっそり作られては作られ夜の街に運び出されている。」

と、「夜は短し歩けよ乙女」では語られている。

僕は登場人物たちが口をそろえて美味しいというあのお酒を飲んでみたかった。
しかし、所詮は空想上の飲み物…と諦めていた。

ところが昨日「夜は短し歩けよ乙女」の映画を見た後に「あー、偽電気ブランをのんでみたいー」とインターネットの海を泳いでいたところ・・・



(引用元:http://bar200.info/blog/937/)

飲める店みつけた!





…….次の日には行った!

『偽電気ブラン』を飲めるのは京都、大阪、東京を中心に店舗をかまえている「bar moon walk」だ。作中の「月面歩行」の元となったお店だ。

本来ならば森見登美彦作品の舞台である京都の四条木屋町店あたりの店舗に行くべきなんだろうけど、東京住まいの僕としてはあまりにも遠すぎるので、高田馬場にある店舗におじゃました。

「夜は短し歩けよ乙女」の劇場映画の上演に伴って「bar moon walk」と「夜は短し歩けよ乙女」がコラボし今回のこの企画の実現に至ったのだそうだ。

◇森見登美彦作品の『偽電気ブラン』を飲んでみた!

bar moon walkは一杯200円。300種類以上のカクテルを飲める。

それだけでも十二分にスゴイんだけど、メニューの最後に「貴方だけのオリジナルカクテル」とある。
価格とカクテルの種類の多さどうなってるんだ!
一杯頼んだけれど、200円とは思えないカクテルが出てきた。かなりコスパがいい。
テーブルの上にはコラボカクテルのメニューがおいてあり、登場人物をイメージしたカクテルが飲める。
もちろん一杯200円。
さてさて、それではどんどん頼んでいきましょう…
ゆっくり飲んでいたら醒めてしまいます。
まずこちらは「黒髪の乙女」赤ワインとラムとソーダ、 グレナデンのカクテル。
赤い服を着て「太平洋がラムだったらいいのに」と思うくらいラム好きの黒髪の乙女イメージさせるカクテルだった。

△李白(偽電気ブラン)
そんでもってこれがホンモノの偽電気ブランであります。
電気ブランのように澄んだ綺麗な燈色。だけど飲むと全然違う。
ちょっと酸っぱいのは何のリキュールだろうか。
たぶん、舌に残る渋さと酸っぱさは梅酒とワインを使っているのだと思う。

人生を底のほうから温めてくれるような豊潤な味に感じた。



△コースターをもらえた。 なくなり次第終了らしいがコラボのカクテルを注文するともらえる。

メニューとして置いてある期間は上映中としてしているらしいのですが、

スタッフに声をかければいつでも作れるそうです。




 ◯お店の情報
店名 : 「bar moon walk」
住所 : 全国いろいろなところ
引用元:BLOG
関連サイト:公式TWITTR
関連サイト:公式サイト


▽この記事を書いた人

image「矢崎 智也」
へんてこグルメガイドの管理人。ジャイアントカプリコが好きすぎるので死後はあのチョコの部分に練りこんでいただけるとありがたいです。
Twitter→@yzktmy827   他の記事→矢崎の記事

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