澄みわたるスープ!神楽坂「澄まし麺 ふくぼく」はラーメンの概念を変えるシンプルを極めたラーメンだ!

◇神楽坂の「澄まし麺 ふくぼく」はこれまでにないシンプルなラーメンだ!

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・麺とスープだけのラーメン
・無色透明の澄み渡ったスープ
・昆布とカツオのだしの香り
が特徴のラーメンといえば神楽坂の「ふくぼく」の『澄まし麺 』をおいて他にない。
お昼の2時間半しかやっていないが、これがまたこれまでのラーメンのイメージを覆しかねないラーメンだった。

◇「澄まし麺 ふくぼく」はラーメンの概念を変える!

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どうも、へんてこグルメガイド矢崎です。
ラーメンといえば味が濃いものの代表格。特に最近では脂をのせて濃い味つけのラーメンが流行っている。
しかしそんな中、神楽坂に何ものせない澄み渡るようなラーメンがあると聞いたので行ってきた。

△濃厚な味のお好きな方にはご免なさい。

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高級和懐石料理屋みたいな店内にカウンター席とテーブル席が並べられている。

メニューは以下の3つだけ。

・澄まし麺(ラーメン)
・醤油かけ麺(油そばのみたいなかんじの麺)
・鴨だしご飯
ちなみに営業時間は11時半から14時までの2時間30分しかない。しかも、スープがなくなり次第終了なのだという。

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はい、これが「澄まし麺」
ほんとうに何ものっていない。お湯かと思うくらいの透明なスープに細めの麺だ。 あまりに質素なので一人暮らしが自炊で作ったラーメンにも見える。

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スープは泉から湧き出たばかりの清水のような透明感。
一口のんでみると「フフッ」っと笑みがこぼれる。笑ってしまうくらい、ラーメンにしてはあり得ないくらいやさしい味だからだ。

そして驚くのはスープのカツオと昆布のダシの香り。味自体はとても薄味なのだが、逆にダシの香りが濃厚に感じられる。

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こんなスープが優しい味で麺を食べられるのかな?という心配もあったが杞憂だった。

スープの味の薄さが麺のおいしさを引き立てている。
よく「素材本来の味」というような表現をするひとがいるけれども、これまでは「それなら塩でもつけて素材をかじっとけよ」と思うタイプだった。

しかし、これは本当に小麦本来の味。素材本来の味というのを初めて理解できたような気がする。

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少し物足りなさを感じたときは薬味をいれる。
肉々しさがプラスされてまた違った味わいがたのしめる。

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もう一つ注文したのは「鴨だしご飯」

これまたダシの香りがいい。ラーメンに動物性のダシがなかったので、これを注文するとちょうどいい塩梅でバランスが取れる。  

ラーメンを頼んだら絶対頼んどいた方がいい一品。 ラーメンがさっぱりしているだけあって、茶碗一杯くらいのご飯は余裕で食べれちゃう。