新橋の「味覚」の石焼麻婆豆腐の激辛はぐつぐつと沸騰しカプサイシンを撒き散らす。覚悟して注文せよ!

◇新橋の「味覚」の激辛麻婆豆腐が辛すぎてテロレベルな件!

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新橋の「味覚」の激辛麻婆豆腐が辛すぎてテロレベル。
何がテロかというと激辛の麻婆豆腐が発する蒸気がカプサイシンを含み、それが店内に充満するのだ。  そんなもんだから注文した人だけでは無くお店に自体が大変なことになる。

店内の全員が涙や咳が止まらなくなりテロでも起こったのかと思うくらいだった。 

◇「味覚」の激辛麻婆豆腐を頼むときは覚悟がいる!

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テロレベルに辛い麻婆豆腐を出しているのは新橋の「味覚」というお店。   僕が金融機関にいた頃はこの周りで営業をしていて麻婆豆腐は食べたことないが何回か利用をさせていただいていた。    味覚は昼間にはこの周りに勤めるサラリーマンで行列ができる。

この辺は新橋付近の舌の肥えたサラリーマン御用達の飲食店が多いのだが、その中でも特に人気のある繁盛店のようだ。 

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麻婆豆腐の辛さは薄辛、普通、中辛、激辛から選べる。 
普通の人は薄辛か普通を注文する。それでも十二分に辛くて食べ終わる頃には汗まみれになってしまうそうだ。 

お店に入ると中国人の店員さんに席に通され注文を聞かれる。   麻婆豆腐を注文し店員さんの「辛さはどれにしまスカ?」に対しての僕の「激辛」のコールが店内に響き渡ると客席にピリリとした空気が流れる。 
そんな身構えるほどのものなのか。視界の隅で常連さんぽい人がテーブルにハンカチを用意しているのが見えた。

「食べ残しは2000円になりマスが、よろしいでしょうカ?」

店員さんの確認に「はい」と返答をする。

さらりと答えてしまったが食べ残し2000円するのか… 

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注文して数分すると石焼麻婆豆腐が運ばれてくる。 これがもう噂に違わずすごい威力。運ばれてくるだけでもお店の中が一大事になる。    厨房からでた麻婆豆腐はカプサイシンを含んだ蒸気を店内にまき散らし、店内はもうてんやわんや。   先ほどの常連さんは目と口をハンカチで覆い。 「こりゃたまらん」とカプサイシンに耐えかねてお店から逃げ出すお客さんまでもでてくる。

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普通の皿であれば冷えて蒸気がおさまるが… 石焼の皿がカンカンに熱せられているために運ばれてきた後でもぐつぐつと煮えてたぎっている。   その赤さと沸騰具合、まるで亡者を蒸し焼きにする地獄の窯のようだ。

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地獄の窯のふたを開けると、さらにそのカプサイシンの拡散具合を増す。

蒸気が目にしみてポロポロと、まるで高校最後の夏が終わった甲子園球児のように涙が流れてくる。   それも僕だけではない、 周りの席のお客さんたちも同様に蒸気が目に入り、負けた野球部を応援していたチア部みたいに涙を流す。

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もちろんそれだけでは終わらない。  

蒸気を吸い込むと吸いこむと咳がと止まらなくなる。 そのせいで店内のあちこちからゴホゴホと客がむせ返る音が聞こえる。 まるで毒ガステロでも起こったのかと思うような事態だ。

ここまで、店全体が身体をはった激辛料理見たことない。

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一口食べると辛い。 いや、痛い。
口が焼けるとはまさにこのこと! 漫画であれば火を吹いているレベルの辛さ。
「あひっあひい」と自分の口から人生で一度も発したことのない言葉が漏れ出す。 これは、とてもダイレクトで食べられない。 
しかも蒸気が目にしみる。見てられない…

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あーでも、こばんにかけると辛さが幾分かマイルドになり食べられないこともない。 いや辛いんだけど、目や喉を刺激されて辛い物を食べる覚悟ができているためか、少しはいけるようになる。

◇普通の辛さを注文したらすげえ美味い!

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後日、また「味覚」を訪れた際に辛さのレベル「普通」を注文したところ、 めちゃくちゃ美味かった。  
みなさんもぜひここへ訪れた際には無理をせずに食べれる辛さから注文してください。