東日本橋『江戸政』は1日に2.3時間しか営業してない夢みたいなお店!焼き鳥やタタキがマジで絶品だった!

◇ 営業時間は2、3時間。人気メニューは早いもん勝ち

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東日本橋の『江戸政』は鶏肉好きにとっては最強のお店だ。
メニューには最初の数人で売り切れてしまうものもあり、人気のタタキはとろける様な食感で甘い脂、脳がショートするくらいうまい。

今回はそんな『江戸政』に行ってきた。

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「江戸政」は、平日は5時から8時までの3時間、土曜日は5時から6時半までしか営業しておらず、売り切れ次第閉まってしまうという夢みたいなお店だ。  
そのため、開店前から結構な行列ができる。 一年前に平日の7時くらいに行った時は入れず、今回は土曜日に開店前30分前から並んでるようやく入れた。  

5時になると大将が店内でパンパンと手を叩く。これがオープンの合図。 お店には暖簾が掲げられお客さんはゾロゾロとお店に入っていく。 その時のお客さんの表情といったら、フィルハーマジックが開演した時のようにドキドキワクワクの表情だった。

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お店は立ち飲み、12人くらいが肩を寄せ合って焼き鳥を食べる。 基本的に女性店員がパパパっとお客さんを並べ大将は焼くのに集中していた。

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ドリンクのメニューは600円から200円くらい。 ビールにウイスキー水割り、日本酒、黒ビール、ウーロン茶などの6種類ほど、

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ドリンクはキャッシュオンスタイルで支払っていく。  
お金をテーブルの上に置いておいて、注文をするたびにその中から金額の分だけ引かれていくというもの。    

◇まずはコース!『江戸政』の異次元レベルの鳥料理を楽しめ!

  『江戸政』のメニューは片手で数えるほど、   僕が行った時にあったメニューは以下の6種類
「たたき」「ピーマンの肉詰め」「焼き鳥」「ハートスタミナ」「カワ」「レバー」  

少なく感じるかもしれないけど、これがまた一品一品が他のお店だったら名物級の逸品だ!  
料理の出され方にも特徴があって最初はコースで何種類か料理を出されてから、自由にメニューを注文できる。

最初に出てきたのはタタキ。
ドリンクの注文を聞かれた後に「タタキはどうしますか?」と聞かれる。
常連さんの言葉を聞いていると、焼き方は「生」「半生」「よく焼き」の3つがあるらしい。
生が一番美味しそうだったので「生」と知ったかぶった顔で注文。

タタキのタレは焼き鳥のタレを使用。
食べてみるとこれがまた絶品!マジで声を出して笑ってしまうレベル。   脂は下の上でとろけていくし、甘めのタレも鶏肉との相性ったら言葉で表現する限界を超えてる。
ギャルみたいな言葉づかいで「ヤバいマジでヤバい」というしかなかった 。

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続いて「焼き鳥」「ハートスタミナ」「ピーマンの肉詰め」が運ばれてきた。
串に刺さった鶏肉はどれもかなり大きい。

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なんだこれ。
普通のお店が草野球だとしたらこっちはメジャーリーグ。そんくらいレベルが高い。

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コースの最後は「レバー」

お皿が運ばれてきたときに「レバーは早く食べてください」 と言われる。確かにどんどんと味が落ちてしまうもんね!  
ペーストかと思うくらいに柔らかい。唇で咥えるだけで切れてしまう。そんでもってレバーの味を残しつつも臭みがない。  

◇ コースの後は個別に注文しよう!

コースの後は個別の注文ができる。  
こういう老舗のお店だと、注文のワードがドラクエの復活の呪文みたいに難解なものが多いが、『江戸政』は特に難しい決まりはない。
「カワ」は「カワ」、「タタキ」は「タタキ」てなかんじ、楽でいいね。  
最初は「カワ」を注文しようと思ったんだけど、最初の4人で売り切れになってしまい僕のところまでまわってこなかった。 基本的にカワは最初の数人しか食べられないらしい。  

一応、タタキの生と半ナマを注文。

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  こちらがタタキの半ナマ。 焼き鳥のタレがヌラヌラと輝いている。

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なるほどなるほど。生はあっさりとしているけど焼くと一気にジューシーになるんだな。まったく違う一面が見れる。
鶏肉なんだけどハンバーグのようにジューシー。   すごい、すごすぎる。おそらく死ぬ前に「何食べたい?」と聞かれたら、「江戸政のタタキが食べたい」というと思う。そんだけすごい。  
これだけ食べて2000円ちょっとくらい。 味も営業時間も夢みたいなお店だけど、こりゃまた行きたいね。