東京都内でおすすめの『固めプリン』のお店!カフェでプリンを食べる贅沢をみんなに知ってほしい!

◇ 最近『固めプリン』がアツい!

どうもへんてこグルメガイドの矢崎です。
いきなりですが、僕には最近思い人のように常に頭から離れない食べ物がある。

それがこちら…

喫茶店やカフェで提供される『固めプリン』だ。

ピリッと苦味がきいたカラメルに、卵の味が残るプリン、鼻を抜けるバニラの香りがたまらない。まさにみんなが好きなスイーツの代表である。

しかし、僕が愛してやまない固めプリンだが、最近は絶滅の危機に瀕している。というのも、近頃の流行として何かと「トロトロ」にする傾向がある。お肉しかりオムライスしかり、まさに飲めるようなものが人気を博しているのだ。
プリンにおいてもその風潮からは逃れられず、コンビニやお土産屋さんで売られているものはどれもムースのような柔らかさである。

そんな流行に僕は断固として「NO」を突きつけてやりたい。

違う…違うんだ。僕が恋焦がれているプリンは、容器から出ることもままならないホワホワプリンではなく、皿の上の自立しプルプルの食感とともに口の中いっぱいにカスタードの風味を感じさせてくれるものなのだ。

しかし、僕の好きな固めプリンは今や見かけることが少なくなり、ネットにも情報がない。もしかしたら流行の波に飲まれて消えてしまうのかも。なんと恐ろしい。

そんな固めプリンを救うため、今回は布教活動をしたいと思う。

◇とびっきりの密度で、むっちむち食感のプリン!『オクシモロン』(二子玉川)

最初に紹介するのは『オクシモロン』という二子玉川の高島屋の屋上にあるカフェ。鎌倉発のお店でプリン以外では、創作のキーマカレーが人気だ。
非常に人気ではあるが外でお客さんを待たせないよう整理券を発行するのがありがたいところ。

とびっきりに密度が高いプリンなら、胸を張ってこのお店を紹介したい。
プリンというととろけるような食感を推すところが多いんだけど、こちらお店は密度が高くギュッと身が詰まったプリンを提供している。

お皿の上にドスンと鎮座しているのが、同店の「カスタードプリン」。
よく見るとプリンの側面が光を反射して、鏡のようにスプーンを映している。

スプーンを刺してみると、これがまた半端じゃない密度の高さ。スプーンが立ってしまうレベルのしっかりとした固さがある。
もちろんひと口頬張ってみると、ムッチムチのブリンブリンの食感。甘さは控えめだが、カスタードの濃厚さと滑らかさが素晴らしい。

◯お店の情報

店名:「オクシモロン 二子玉川 (OXYMORON) 」
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C南館 7F
座席:17席
営業時間:11:00~19:00(L.O.18:00)
定休日 :無休
関連サイト:食べログ

◇2つのソースと飾り付けが美しい『アザミ』(中野)

続いて紹介するのは、中野の南口にあるレトロな喫茶店『アザミ』のプリンだ。
この記事を書くにあたって、いろいろな人におすすめのプリンを聞いたが「アザミのプリン」と答える人が一番多かった。非常にファンの多いお店である。

『アザミ』のプリンはお店のレトロな雰囲気とは打って変わって、ホテルのシグネチャーメニューのような豪勢なスタイル。ちょこんとのったフルーツやホイップ、アラザンなど、宝塚のような上品な美しさがある。

スプーンですくうとぷりぷり感が伝わってくる

甘さは控えめで、プリンの王道をいく弾力。
いろいろなトッピングがのせられているので、食感がとにかく豊かだ。

注目はソース。カラメルと生クリームベースの2種類が使われている。
カラメルはほろ苦い味くガツンとした甘さなのに対し、クリームのソースはまろやかで優しい。
プリン自体の甘さが控えめだけど、ソースやトッピングで飽きを感じさせない一品だった。

◯お店の情報

店名:「アザミ」
住所:東京都中野区中野3-33-9 中野駅南口ビル 1F
座席:20席程度
営業時間: 11:00~23:00
定休日 :月二回日曜休み
関連サイト:食べログ

◇クリームが乗ってない系最強!食べ応えも味わいも!「七つ森」(新高円寺)

高円寺の『七つ森』のプリンも、自信をもっておすすめしたいプリンの一つだ。
『七つ森』は、高円寺でもトップクラスにおしゃれでお店で人気も高い喫茶店である。

お店の中は、いい感じにガラクタが散りばめられている。
デートから一人で寄るのから友達と行くときなど使い勝手は広そうだ。

『七つ森』のプリンは、カラメルとカスタードプリンのみのシンプルな一品。
レトロなお店の雰囲気に合う昔ながらのプリンだ。

大きさはかなりのもの。写真では伝わるかわからないけど、これ一つで成人男性のこぶし一つ分くらいある。

ひっくり返せるプリンの中では、かなり柔らかめ。スプーンがスッ入っていく…一口食べた後に口の中に広がるカラメルの苦さや、甘さ、カスタード感も王道を行く感じ。
個人的にはクリームがのっていないプリンの中では一番好きかもしれない。

◯お店の情報

店名:「七つ森」
住所:東京都杉並区高円寺南2-20-20
座席:30席
営業時間:11:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 :無休
関連サイト:食べログ

◇たまごの味わいの強さなら都内最高レベル!『Okusawa Factory Coffee and Bakes』(世田谷区、奥沢)

『Okusawa Factory Coffee and Bakes』は、東急目黒線奥沢駅から徒歩3分の青色の壁が特徴的なお店。
カフェとしてだけでなく工房としても営業しているそうで、他のお店にお菓子を提供しているそうだ。もしかしたら別のお店で食べたプリンも、ここで作られたものだったのかも。

『Okusawa Factory Coffee and Bakes』のプリンは、ちょっとやそっとの振動じゃ動じないくらいの固さ。
形の崩れや気泡などは一切ない。スンっと立った凛とした雰囲気が素敵なプリンである。

形のきれいさは惚れ惚れするほど。
カラメルの淡い色やプリンの黄色味かかった色など、どれもバランスがいい。

つるんとした食感で、固さはかなりのもの。
食べた瞬間、口の中一杯に広がる卵の味わい。甘さは控えめでキリリと苦いカラメルが、卵の味の中で締りのある味を作り出してくれる!

◯お店の情報

店名:「Okusawa Factory Coffee and Bakes」
住所:東京都世田谷区奥沢3丁目30−15
座席:14席くらい
営業時間:9:00~18:00
定休日 :水曜日
関連サイト:食べログ

◇レトロさ満載!カラメルの苦味が特徴的『くるみ堂』(経堂)

都内のプリンを回る上で、絶対行って欲しいのは『くるみ堂』だ!
経堂駅から徒歩7分場所、珈琲豆店の2階にあるカフェで、家庭的な雰囲気が素敵なお店である。

10席ほどのテーブル席が並ぶ屋根裏を思わせるスペース。秘密基地みたいな空間でとても癒される。

『くるみ堂』のプリンは、レトロな銀皿にのせて提供される。
黄色味がかったプリンといいカラメルの濃さといい、レトロプリンの理想な形だ。

先に言っておくと、こちらのプリンはカラメルの苦味が強いため、まろやかな味のドリンクが合うと思う。僕が行ったときはカフェラテを頼んでおいて正解だった。

一口目で驚かされるのは、カラメルの苦味とブランデーの香りの強さ。

プリン自体は固そうな見た目なのにも関わらず、なめらかな舌触りで後味にほのかに香る卵の味わいもいい。
カラメルの強め味わいとプリンの優しい味わいのメリハリがしっかりとしていてたまらない。

 ◯お店の情報

店名:「くるみ堂」
住所:東京都世田谷区宮坂3-45-2 2f
座席:10席くらい
営業時間: 11:30~19:00 およそ
定休日 :水曜日
関連サイト:食べログ

◇旬のフルーツと最高にあうプリン『LISETTE』

 自由が丘と二子玉川にある『LISETTE』というお店のプリン。
おしゃれタウンの代表格2つを股にかけるだけあってお洒落なお店だ。

お店の半分は洋服店になっていて、あれ?とおもったがちゃんとしたカフェだった。

 
『LISETTE』のプリンにはこれでもかとフルーツが乗せられてる。これらのフルーツは、その季節によって変わるらしい。
僕がいった時はブドウだったが、さくらんぼだったりイチヂクだったりするそうだ。

 つるんとした舌触りで、トロリ系ではない柔らかさがある。
プリンの甘さは甘すぎず、それでいてフルーツの存在感に負けないような甘さ。
 
器の下にはクリームが敷かれていて、プリンそのままでも、フルーツとでも、クリームとでも、といろいろな楽しみ方ができる。

◯お店の情報

店名:「リゼッタ」
住所:東京都目黒区自由が丘1-24-6
座席:20席
営業時間: 11:00~19:00
定休日 :水曜日
関連サイト:食べログ

◇おわりに

ということで、最近カフェや喫茶店で食べる「固めプリン」にハマっているという記事でした。
まだまだプリンを食べ歩いているのでおすすめのお店があったら教えてください。
あと、こっちに載せてないけど美味しかったお店はインスタに載せてあるのでぜひぜひ見てください。