◇手塚治虫や藤子不二雄が愛したラーメン屋が豊島区に!

「松葉」はかつて手塚治虫や藤子不二雄が、足しげく通っていたという古き良き中華料理店。
そんな松葉なのだが、人気メニューの「ラーメン」は当時と同じ味で当時と同じくリーズナブルな値段で続いている。
◇トキワ荘通りど真ん中にある中華料理屋『松葉』

豊島区の東長崎駅前にトキワ荘通りという通りがある。なんでも、有名漫画家を多数輩出してきたトキワ荘があったため、通りの名前を変えて今の形になっているんだそうだ。
東京にかれこれ8年近く住んでいたけど、こんな通りがあったなんて知らなかった。

「松葉」はそんなトキワ荘通りのど真ん中にある中華料理店。かれこれもう数十年は続いている超老舗のお店なのだが、そんな老舗の雰囲気を見せない謙虚な佇まいが素敵だ。


ただ普通の街中華との見た目の違いをあげるとするならば、
扉に藤子不二雄の「漫画道」でいろいろな漫画家がこのお店をを絶賛しているページが貼られていることがある。

「ラーメン大好き小池さん」が愛してやまないラーメンは、ここのラーメンなんだそうだ。みんな一口食べては「ンマーイ」の一言。お店に入る前から期待が高まる。
◇レトロな店内に沢山の漫画家のサインがずらり

一歩お店の中に入るとこんな感じの光景が広がっている。
見普通のレトロな中華料理に見えるが…

メニューの上を見てみると、
キン肉マンの作者であるゆでたまご先生や、ネットで有名な田中圭一先生など、沢山の漫画家たちの所狭しとサインが貼られている。さすが、漫画家のメッカなだけある…

一段下に目を移すとメニューの短冊が貼られている。
ラーメンは500円。そのほかのメニューもかなり安く、漫画の神さま達が食べていた料理が今でもお手頃価格で食べることができる。
◇これぞラーメン!王道をいく昔ながらのラーメン!

「ラーメン」
「本来はワカメが入ってるんだけど今切らしてて〜」と、今回はワカメなし。
見た目はとっても質素。昔ながらの中華料理店のラーメンだ。

醤油ベースのどシンプルなスープ。麺は、これまた王道をいく感じの中太麺。
麺もスープも、昔から味をほとんど変えていないんだそうだ。そんな味を今でも味わえるって素敵だなぁー!