◇擬態度カメレオン級!日本よ!これが大人の隠れ家だ!

どうも、へんてこグルメガイドの矢崎です。
今回は、横浜、野毛の飲み屋街にぜっっったい見つけられないバーがあるって話を聞いてやってきました。
実は、この写真の中にそのバーば写り込んでいるのですが、どこかわかりますでしょうか?
ちょっと写真を見て考えてみましょう。

どうです?
わかりましたか?

正解は…コレ!

そう、コレ!
飲食店の雰囲気もなければ、看板もない。
しかも、ボロいなんてもんじゃないオンボロだ。
お店の前に行くとまず、営業してんのか?なんらかの経済的な活動をしているのか?という疑問が頭に浮かんだ。


なんなら扉に「理容院」って書いてある。
ちゃんと教育を受けていれば100パーセント床屋だと思う。むしろそう思わなきゃおかしい。
こういうクセ強めの床屋は、一回入ったが最後、とんでもない角度の角刈りにされるか刈り上げにされるかに相場が決まっている。そんな地域のヤバ目の床屋にしか見えない。

でも、これBARなんすよ。
僕だって、扉を開けるまでは信じられなかった。
絶対に理容院だし、営業してる風にも見えなかった。
◇全然理容院じゃない!BARだ!めっちゃおしゃれなBARだ!

入ってみたらこれが驚き!
床屋じゃねえ!ちゃんとBARだった。
なんだこの不思議空間は!しかも見てくれとは打って変わっていい雰囲気。

カウンターではダンディーなおじさま達が語らい、テーブルではロウソクが灯っていた。

メニューはうちわに書かれていた!小粋だね。

ドリンクは1杯700円で、チャージなしのキャッシュオン。
一見さんお断りとか、そういう難しいルールはない。

これは、いい雰囲気。
隠れ家BARというのは沢山あるけれど、ここまでジャングルの蝶が如く他のものに擬態しているBARはあまりない。
なんというアミューズメントな作りをしているのだ。
◇トイレがすごい。戦前かよここは!

トイレは一度外に出て、別の扉から入る。
「日の出理容院」の素晴らしいところは、見てくれと中身のギャップだけではない。
トイレに行く道がすごいのよ。トイレに行く道が!


もう、スリッパがある処もレトロな感覚がたまらないんだけど、

その先にある廊下が、もうトキワ荘だ。
伸びる廊下には様々な住人?の荷物が置かれ、柱の古さや壁の古さも相まって、とんでもないレトロな温もりが漂っている。
なんというか、こういうのたまらんなぁ。
※不定
休で休みが多めのようなので、野毛に行ってやっていたらラッキーという気持ちでいきましょう。