日本初の回転火鍋とは⁉︎大久保『辣辛子』があまりにも画期的だった!

◇回転寿司のように具材が回る火鍋屋が新登場

今回紹介するのは、大久保駅を出てすぐの場所にある『辣辛子』という火鍋屋。
東京初上陸のとある革命的すぎるシステムで、この先グングンと人気が出そうなお店だ。

入口に妙に水位の低い水槽があるのもチェックポイント。ザリガニでも飼っていたのだろうか?

お店に入ると見える景色がコレ!
「あれ?あれれ?回転寿司?火鍋屋に来たはずなのに入る店間違えたかな?」っと思いきや…

よく見てみると・・・

回転しているのは、寿司じゃねえ!
ななななんと!火鍋の具材だ―――――!

◇日本人に一切媚びない味とクオリティー!

『辣辛子』の特徴は開店しているレーンだけでない。日本にありながら日本人に一切媚びていないのも面白い。

メニューはバチバチの簡体字だし、ドリンクもおおよそ西友にはないものばかりだ。そんなもんだから東京にいながらもプチ海外旅行に来たかのような気持ちになる!

回転寿司の居抜き感がひしひしと伝わってくるレーンには
…ウインナーやエビ、練り物を中心として

うどんや湯葉、野菜、他には名前もわからない中国の食材が流れている。

とくに多かったのは、不思議な練り物。
日本の練り物では到底使われないスパイスの香りが感じられたけど、マズくはなかった。

お肉だけは冷凍なためかレーンにのっておらず、個別に注文すると持ってきてくれる。

味はかなり本場仕様!
スープにはスパイスがじゃんじゃんぶち込んであって、パンチが効いている。
好き嫌いは分かれそうな味だけど、頻繁にエスニック料理を食べる人にはたまらない。

通常、回転寿司ではお皿の数で会計をするが、ここでは串の数+お皿の数で会計をするようだ。
そのため食べ串はしっかりととっておこう。

◇おわりに

席もカウンター席があり、鍋のサイズも一人前。

店員さんにいちいち声をかける必要もないので結構気軽に利用できる。
不思議なものが流れていたり、ちょっと具材が乾燥していることがあるなど、日本向けにローカライズされていないところもあるけど…ひとり鍋をするにはもってこいなお店だった。
お店の不思議な雰囲気や海外旅行に来たかのような気持ちになれるところなど、好き嫌いは分かれるけど僕は好きだ。