タガメサイダーや虫のふりかけ!昆虫食通販のパイオニア「TAKEO」が浅草に実店舗を出したよ!

◇TAKEOが実店舗を出したよーー!

どうもへんてこグルメガイドの矢崎です。

突然ですがみなさん。「TAKEO」と聞いてなにを思い浮かべますか?
ファッションブランドの「TAKEO KIKUCHI」?
ファインペーパーの老舗「竹尾 TAKEO」?

いやいや、このブログを愛読するようなへんてこグルメ好きなら、食用昆虫通販の大手「昆虫食のTAKEO」でしょ!

知らない方に説明しておくと「昆虫食のTAKEO」は神奈川県厚木市に広大な「むし畑」を持ち、「昆虫が精肉、鮮魚、青果と同じように生鮮食材として楽しまれ、食の選択が豊かになる社会を目指す」というビジョンを持ち日夜活動している虫のパイオニア!

最近まで通販での販売だけだったのだけれど、この度浅草に実店舗を出したというので行ってきた!

「昆虫食のTAKEO」があるのは、浅草の外れ。
観光地のごった返した街から少し離れたお洒落なバーや居酒屋が並ぶ通りだ。

「昆虫食はこちら」
なんともわかりやすい素直でいい看板だ。これなら虫嫌いな人が間違ってはいることはない。

◇店内はおしゃれだけど虫!虫!虫!

「昆虫食」と聞いて高田馬場の「米とサーカス」や横浜の「珍獣屋」のようなディープでクセの強いお店を想像して扉をあけたのだけど…

「あれれ?おしゃれ!」
ともすれば女子大生がモーニングを食べてそうな清潔感と爽やかさがある!

だがしかし、並んでいるのは正真正銘の昆虫たち!
バッタやコオロギなど、子供のころ田畑で追いかけた虫がずらりと並べられている。

カウンターにおいてあるのは、虫のカタログ。
この写真は「カブトムシ」。子供たちが夢中になったムシキングもこのお店では食べられる側だ。
店員さんに話しを聞いたところ「見た目もかっこいいしよく売れるけど、味はイマイチ」だそうだ。

そしてこっちは、「ふりかけ」。
よく料理に虫が入っていて異物混入だと騒がれることがあるが、こっちはレベルじゃなく虫がたっぷりと入っている!

◇気になる商品をいくつか買ってみた!

こんなにいろいろと虫があると迷ってしまうが、今回は特におすすめだという商品を買ってみた。


まずは、店舗限定の「コオロギアイスモナカ」。バニラアイスにコオロギが数匹のせられ、醤油をベースとしたソースにも粉末状のコオロギが入れられている。

食べてみると案外美味しい。コオロギの味は全く邪魔ではなく、むしろコク深くていい。
ただ、殻がいささかアイスの滑らかな食感を邪魔している。美味しいんだけど、もう一歩踏み出してほしい仕上がりだ。

続いて「タガメサイダー」。
タガメは昆虫の中でも香りが強く、ミントとフルーツを合わせたような独特な香りを感じられるのだそうだ。

お店には香水ショップみたく香り見本として乾燥したタガメが数匹置かれていた。

ラベルには「タガメエキスが0.3パーセント」の文字。ババーンと書かれているけど、これが多いのか少ないのかわからない。

飲んでみると「あっ」と声が漏れてしまうほど、さわやかなラフランスのような香りが口の中いっぱいに広がる。
これは美味しい!何かと混ぜてカクテルにも使えると思う!