◇時たまSNSで話題になるお店「鯖の助」
江戸川区の篠崎町になんでもボヤ騒ぎにしか見えないお弁当屋があるらしい。
「鯖の助」という店名で一日に何百匹もの魚を炭火で焼くために、煙やら火やらで火事みたいになっているそうだ。

そんな煙モクモクのお店だから、河川敷かあっても下町感あふれる街にあるのかと思いきや篠崎駅を降りると広がっているのは閑静な住宅街。
こんな中で煙を出そうもんなら、ご近所さんから苦情の嵐になり、違った意味でボヤ騒ぎになるんじゃないか?

そんなことを考えながら、お店があるという国道沿いを歩いていたら、長沢君ん家ばりに煙を出しているお店を見つけた。
きっとアレだ。アレに違いない!6車線ある国道のこちら側からでも、その異様さは伝わってくる。
◇奇跡の立地で成り立っている


近くで見ると余計その尋常じゃない煙の量に驚かされた。
焼き場から常に煙が上がっており、初見の人は驚くものの近所の人は気にも留めない。

ここで気になるのは閑静な住宅街でこんなに煙を出して大丈夫なの?ということだ。
しかし、上記の写真を見てほしい。お店の両隣と後ろは防災公園というか空き地になっていてガラガラ。住宅街にあまりに急に空き地に現れるので、スタンド攻撃でも受けているのかと思うほどだ。
◇予約しないと平日でも待つほど人気

メニューはサバを中心にホッケやシャケなどの焼き魚弁当が多い。
他にもハンバーグやどんぶりもあるようだが、ほとんどの人は焼き魚弁当を購入していた。


僕が行ったときには30分待ちだったので、焼いている様子を見学させてもらった。
備長炭が敷かれた焼き場が2列あり、店主がカンフー映画の修行シーンのようにテキパキと捌いていた。そりゃあこんだけ火や煙がでるのも納得。
◇焼き魚はめちゃくちゃ美味い
勘のいい読者なら焼き場の網目の年季から、このお店の美味しさはおおよそ見て取れると思う。
しかし、食べたときの感想は動画を見てほしい。その他細かいところまでレビューもしているんで…たのんます。